セルフ・リフレクソロジーの研究

リフレクソロジスト ネットワーク


リフレクソロジスト情報
今回、ご紹介するリフレクソロジストは、門野水穂さんです

セルフ・リフレクソロジー

女性看護師の疲労、睡眠状態へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響

女性看護師が、実験グループ(20人)、コントロールグループ(20人)に別けられた。

実験グループの看護師は、週に2回40分のセルフ・フットリフレクソロジーを4週間おこなった。

この研究の間、コントロールグループの看護師は、セルフ・フットリフレクソロジーを行わなかった。

両グループの看護師は、これまでに一度もセルフ・リフレクソロジーを行ったことがなかった。

<結 果>
実験グループの疲労の数値は、コントロールグループに比べると大幅に低かった。

また、実験グループの睡眠状態の数値は、コントロールグループに比べると大幅に高かった。

<結 論>
セルフ・フットリフレクソロジーは、女性看護師のセルフ・ケアとして考えることができる。しかし、より集中的な研究でその効果を調べる必要がある。

Ko YS, Park MK.
Department of Nursing, Kwangyang Health College, 233-1, Dukrye-ri, Kwangyang-eup, Kwangyang-si, Chonnam, Korea.
Department of Nursing, Nambu University, Korea.
Korean J Women Health Nurs. 2007 Mar;13(1):21-27. Korean.

禁煙:セルフ・ハンド&イヤーマッサージ  

<背 景>
禁煙を試みることには、常に極度の喫煙欲求、不安、うつ状態など重度の離脱症状が付きまとう。マッサージは、不安やストレスを解消し、気分を改善することができる。

<方 法>
20人の成人喫煙者(平均年齢32.6才)が、無作為に実験グループ(セルフ・マッサージ)と対照グループに別けられてた。

実験グループには、喫煙欲求がでた際に行うセルフ・ハンド&イヤーマッサージが教えられてた。

<結 果>
自己評価によると、不安が少なくなり、気分が改善され、離脱症状が少なくなった。さらに、実験グループは、この研究の最後の週になると、対象グループより喫煙量が減った。

<結 論>
セルフ・ハンド&イヤーマッサージは、禁煙を試みる成人の不安、喫煙欲求、離脱症状を軽減し気分を改善することができ、さらには喫煙量を減らすことができる有効な補助的な治療である。

Maria Hernandez-Reif Ph.D.a, Tiffany Field Ph.D.a, 2 and Sybil Hart Ph.D.b
a Touch Research Institute, University of Miami, School of Medicine, 016820 (D-820), Miami, Florida, 33101b Department of Human Development, Texas Tech University, College of Human Sciences, 41162, Lubbock, Texas, 79409-1162
Preventive Medicine Volume 28, Issue 1, January 1999, Pages 28-32

糖尿病患者の末梢血行と末梢神経障害へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響  
College of Nursing, Pusan National University, Korea.

<目 的>
この研究は、糖尿病患者の末梢血行と末梢神経障害へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響を調べるために行われた。また、セルフ・ フットリフレクソロジーが看護介入として実現可能かも調べられた。

<方 法>
今回の研究は、不等価対照事前事後調査試験(nonequivalent control pretest-posttest study)である。

2型糖尿病の76人が釜山市の保険センターから集められた。そして、セルフ・フットリフレクソロジーは、6週間に渡り行われた。

研究の結果因子は、末梢血行と末梢神経障害である(モノフィラメントによる触覚応答、末梢神経障害の症状の強さ)。

統計分析には、共分散分析が使用された。セルフ・フットリフレクソロジーの影響を評価するために、0.5の有意水準が設定された。

<結 果>
セルフ・フットリフレクソロジーは、末梢神経障害を軽減(特にチクチクする感覚と痛み)するだけではなく、10モノフィラメントを感じとることができるように改善された。

<結 論>
末梢血行の改善はみられなかったが、末梢神経障害には良い効果があった。そのため、セルフ・フットリフレクソロジーは、糖尿病患者への介護介入プログラムとして使えるだろう。

J Korean Acad Fundam Nurs. 2006 Aug;13(2):225-234. Korean.

尿失禁の中年女性へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響  
College of Nursing Science, Kyung Hee University, Korea.

<目 的>
この研究は、中年女性の尿失禁の症状、膣の収縮、生活中の不快感へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響を確認するために行われた 。

<方 法>
この研究には、準実験計画法が採用された。

被験者は、尿失禁を抱える39人の中年女性で、18人が実験グループ、21人が対照グループに別けられた。

実験グループは、4週間に渡り週に3回30分のセルフ・フットリフレクソロジーを行った。SPSSを使ったマンホイットニーU 検定でデータ分析が行われた。

<結 果>
1.対照グループに比べ実験グループでは、尿失禁の頻度、量、状況スコアは大幅に減少した。

2.対照グループに比べ実験グループでは、膣収縮の最大圧力、平均圧は大幅に改善された。

3.対照グループの生活中の不快感が大幅に増えたことに対し、実験グループの生活中の不快感は減少した。

<結 論>
セルフ・フットリフレクソロジーは、中年女性の尿失禁の症状、生活中の不快感を軽減し、膣の収縮圧を改善することが分かった。

そのため、セルフ・フットリフレクソロジーは、尿失禁への独立した介護介入として考えることができる。

J Korean Acad Adult Nurs. 2004 Sep;16(3):482-492. Korean.

中年女性のうつ、ストレス反応、免疫機能へのセルフ・フットリフレクソロジーの影響  
目的:セルフ・フットリフレクソロジーが中年女性のうつ、ストレス反応、免疫機能に及ぼす効果を確認すること

方法:この研究は、ひとつのグループにおける事前調査、事後調査の実験法が採用されている。そして、データは2004年8月1日から2005年5月31日までに集められたものである。被験者は、40歳から64歳の46人の女性である。この46人は、釜山市のコミュニティ・ヘルス・センターから集められた。

まず被験者は、4週間治療を受けず、その後、2週間に渡りセルフ・フットリフレクソロジーを学んだ。そして、6週間に渡りセルフ・フットリフレクソロジー行った(週の内2回はリサーチセンター、5回は自宅)。

変数は、治療開始前、トレーニング前、トレーニング後、実験後の4回測られた。データ分析には、SPSS/WIN programによる反復測定ANOVA が使用された。

結果:うつ、ストレス感知、最大血圧、ナチュラルキラー細胞、免疫グロブリンG(Ig G)において統計的に大幅な違いがでた。しかし、最低血圧、pluseまたは血清コルチゾルには統計的には大きな違いはでなかった。

結論:セルフ・フットリフレクソロジーは、中年女性のうつ、ストレス反応軽減、そして免疫機能向上法として有効であることが、今回の結果で分かった。
Copyright © 2008 Atsushi Sanada All Rights Reserved